2.28.2017
2月28日、天気は晴れ。外に出てないから詳しくは知らないけれど、タバコを吸いに外に出てみたらひどく晴れていて気持ちが良かった。
春の匂いがして、太陽の匂いもした。
天気が良いだけで、そしてその匂いを嗅ぐだけでこんなに気分がよくなれるのなら、僕はどこでだって働けるのかもなと思った。
全くうまくいっていない就職活動中の今でさえそう思うのだから、ただ労働をするだけの社会人なんてより晴れている喜びを味わえるだろう。
メーカーも受けてみようかな。
もしかしたら僕もそういう幸せを享受できる人間なのかもしれない。
仮にそれが一般的なものではなくても、天気がよくてご飯が美味しくて、そして少しだけ自由に使えるお金がある。それでいいじゃないか。
僕にはそんなに莫大な時間なんていらなくて、お金とちょっとした心地よさ、それに余暇を楽しむためのほどよいストレスだけがあればいいのではないか。
でもどうだろう。そこのところはあまり自信がない。したいことはある。
ただ一人で生きていくためのお金が欲しい。
誰にも邪魔されないためのお金。もう誰にも会いたくない。
ずっと何かを発散するための活動を家に篭って一人でできたらそれでいい。
15時過ぎまで寝て、それから本を読んだ。
ご飯を食べないといけないのに外に出る気がしなくて、ずっと家で過ごした。
生きている上でやらなきゃいけないことは多いけれど、僕はそのどれもにやる気を感じなかった。
別にどうでもいいと心から思った。
明日から就活解禁ということで、やたらとメールが来る。
何もかもが押し寄せてきて僕に何かを伝えてくるけれど、どれも読まずにゴミ箱に捨てている。
情報情報、優良優良。数が多すぎて、何もかもが無意味に思えてくる。
疲れているだけだと信じたいけれど、就活をやめるわけにはいかない現状が腹立たしい。
特別自分に落ち度は感じなかったし、かといって他の人の素晴らしい点も感じられなかった。なのに僕が落ち続けるのは僕に落ち度があるからだろう。
しかしなんの落ち度? 経歴? 明るさ?
僕にはまったくわからなかった。
押し付けがましい自分の論理も、自分の話している内容も、もう全てに嫌気がさしてしまう。
黙ってしまいたい。書くことも話すことも。
疲れているだけだろう。早く寝よう。お腹は減っているけれど。